痛みや見た目の変化のないときから通うのがベストです

「痛くなければ歯医者さんに行かなくてもいい」と考える方も多いのですが、実はむし歯も歯周病も、その進行具合を痛みや見た目だけで判断する事はとても難しいです。

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むし歯で痛みが出るのは、歯に穴が開いてからしばらくの間だけです。炎症で神経が死ぬと、悪化していても痛みは消えてしまいます。また、歯周病は痛みがなく進行し、痛みが出る頃には手遅れで、治療をしても歯を救えないケースも少なくありません。

 

痛みがないときに治療をすれば痛くないものも、痛みがあるときに治療をすると、痛みがでる場合もあります。痛みが出ている部分はすでに炎症が起こっているので、当然麻酔も効きにくくなり、治療が難しくなります。

 

そうならないために大切なのが、定期的な歯科受診での確認です。プロの目や専用の機械でお口の状態をチェックしてもらうことで、むし歯や歯周病の徴候が早めに見つかりますし、それを改善するための対策や指導もしてもらえます。

 

現在では、むし歯の大きさを光で数値として測定をしたり、歯周病の原因となる菌を顕微鏡で確認する治療も取り入れられています。

 

痛くなる前から定期的に歯科医院に通って、トラブルの芽を事前に予防できれば安心ですね。